疲れが行動に表れた時(3)〜女は服に、男は道具にハマる#1

同じ依存症でも、男性と女性では微妙な違いがあります。

特に違いがはっきりするのは買い物依存症です。

男性が買い物依存症になって買うものは主に道具類です。

車やバイク、パソコン、ゲームソフト、釣り道具など。

コンピューターを何台も買って、いくつものメールアドレスを使い分けたりして愉しみます。

一方、女性の方は、ほとんどが身につけるものです。

洋服やバッグ、靴、アクセサリーなど、自分を美しく着飾るものばかりなのです。

この違いは、男と女、突き詰めれば生物手学的なオスとメスの差で、

性ホルモンって脳の構造や働きが基本的に違うからです。

動物の世界では、オスの評価は、どんな獲物を捕ったか、

どんな巣を作ったかということでメスが判断します。

たとえば、メスはオスが作った巣を吟味して気に入ったら交尾をしますが、

気に入らなかったら別のオスを探します。

ですから、オス=男性は名誉欲、金銭欲、地位欲を欲しがるのです。

すべてはメス=女性に気に入られるためです。

では、女性が身につけるものを欲しがるのはなぜでしょうか。

これを雄鶏の交尾(セックス)に例えて考えると意外とわかりやすくなります。

疲れが行動に表れたとき(2)〜ストレスの発散方法がひとつしかない#3

依存症は、何に依存しているかで3つに分類することができます。

買い物やパチンコは、ある行動を何度も繰り返す行動依存症、

アルコールやたばこなど食べ物や嗜好品などにはまるのは物質依存症、

恋愛や携帯メールなど人のつながりに執着する関係依存症です。

依存に陥ると、ひとつの依存がなくなっても他の依存に移行する場合がしばしばあります。

たとえば、買い物をやめたかと思うと次はアルコール、

アルコールをやめたらその次はパチンコという具合に、

どんどん移っていくのです。

依存から依存症にならないためには、

ストレスの発散方法をいくつか持っておくことが大切です。

ひとつに偏ってしまうと、それだけにべったりと寄りかかってしまい

依存症に陥りやすいからです。

まずいなと思っているのに、なかなかやめられなかったり、

その習慣を続けるために誰かに嘘をついたりしていたら、

すでにハマりかけているのかもしれません。

カラオケに行けないときは、友達とおしゃべりをする、

コメディー映画を見て思いっきり笑うなど、

自分の好きなことなら何でもいいので、

これができないならこっち!といくつかカードを増やしてみましょう。

 

疲れが行動に表れたとき(2)〜ストレスの発散方法がひとつしかない#2

しかし、発散方法が買い物だけだと脳の中には耐性ができて、

ドーパミンの感度が鈍くなってしまい、

今までと同じドーパミンの量では満足できなくなります。

そのため、もっとドーパミンを出そうとして今まで以上にたくさんの買い物をしたり、

もっと高価なものに手を出すようになります。

そして、もっともっと強い刺激でさらなる快感を求めるようになるので、

買い物がやめられなくなります。

ついにはカードの限度額オーバー、貯金はゼロ、

借金までして買い物をすることになって、

最後には自己破産という最悪の結果を招くこともあります。

このドーパミンの暴走は、本来ならば、

ほのぼの気分にさせる脳内神経物質であるセロトニンがとめています。

ところが、女性の場合、もともとセロトニンのレベルが少ない上、

日常的なストレスを和らげるためにセロトニンが使われているので、

暴走をとめてくれるセロトニンが不足してストップが効かなくなるのです。