インプットを変える(3)相手に振り回されるいつものパターンに気づく#1

相手とコミュニケーションを取る時、

いつも同じパターンに陥って不快な気持ちになる場合、これを「ゲーム」と呼びます。

例えば、子どもがわざといたずらをします。

母親は分かっていながら子どもを叱っています。

そして叱った自分を「またやってしまった」と責めるのです。

叱ってもらった子どもはご満悦。

母親に振り向いてもらえたからです。

そうなると、母親からの愛情が欲しくなったら、

いたずらをすればいいわけですから、いつまでたってもいたずらはやめません。

そして、母親は相変わらず子どもを叱り飛ばすのです。

この非建設的なパターンを「ゲーム」と言います。

姑との折り合いが悪いOさんは、

何かと言えば文句ばかり言われていて精神的に参ってしまいました。

家のことだけでなく、息子の育て方、親戚づき合いにまで、

すべてのことに口を挟まれてしまうのです。

インプットを変える(2)自分の性格を肯定的に言い換えてみる#3

●「自分の意見をうまく言えない」→「我を通さず、奥ゆかしい」

●「あきらめが悪い」→「粘り強くて根性がある」

●「大雑把で先のことを考えない」→「肝の据わった大胆さがある」

●「理屈っぽい」→「筋道を立てて考えられる」

●「計算高い」→「しっかりしている」

●「やりくり上手」→「正直でマジメ」

●「人づきあいが苦手」→「少数精悦の人間関係を築くことができる」

 

こんな具合に自分の悪い面ばかり見るのではなく、

上下、左右、斜め、前後と多面的に捉えてみましょう。

それができれば、あなたは今よりもっと元気が湧いてくるはずです。

インプットを変える(2)自分の性格を肯定的に言い換えてみる#2

要するに、ちょっとしたシフトチェンジで、見え方は180度変わってしまうということ。

なかなか決断できず、優柔不断だと言われても、

逆にいえば「慎重」と言い変えてしまえばいいのです。

都合のいい言い訳のようですが、そうやって自分に言い聞かせることで、

自分自身をストレスから救うことができます。

「悪く言えば△△だけど、よく言えば〇〇」

こんな否定を肯定にする考える習慣を持つようにしましょう。

否定系から肯定系の考え方にする「言い換えの例」を挙げてみます。

 

●「些細なことが気になる」→「神経が細やかで、繊細」

●「頑固者」→「自分の考えをしっかり持っている」

●「いつも悩んでばかりで、なかなか先に進めない」→「石橋を叩いて渡る思慮深さがある」

●「いい加減で適当」→「賢くて要領がいい」

インプットを変える(2)自分の性格を肯定的に言い換えてみる#1

仕事虫の夫に不満が溜まった妻が、

「あなたはワタシのこと全然わかってくれない。

仕事と家庭とどっちが大切なのよ!」

と言えば、夫の方は

「俺が外でどれだけ苦労していると思うんだ。世間知らずのくせに!」

と反論する。

陳腐なドラマのようですが、ここで妻が、

「何よ、私だって」

と食ってかかると火に油を注ぐことになります。

こんな時、

「ワタシが世間の辛さを味わうことなくいられるのは、あなたのおかげ。

あなたが守ってくれているのね」

と、まるで違う手で攻めていけば、

夫の方もケンカの勢いをそがれてしまって丸く収まることもあります。

 

悪いストレスをいいストレスに変える技術#6

●「〜していいでしょうか」→「ワタシは〜します」

曖昧にしないで、主語を”ワタシ”にして話しましょう。

●「どうせ〜」→「そうはいっても〜ないいいこともあった」

●「いまさらダメ」→「まだ間に合う」

サッカーのロスタイムに例えると、もう残りが1分しかないと捉えるのではなく、

まだ1分もあると考えてみましょう。

 

●「誰もわかってくれない」→「誰かに話してわかってもらおう」

ひとりで悩まないで、誰かに聞いてもらうだけで気分も変わります。

 

いかがですか?

何気ない言葉の言い換えを実行してみるだけで、

いつもの「自己否定パターン」から抜け出せることに気づきませんか?

「ストレス」の受け止め方を変えることができれば、

あなたを変えるきっかけとなります。

イライラしたり、落ち込んだ時、

つい出そうになる「魔の言葉」を封印することから始めてみませんか?

悪いストレスをいいストレスに変える技術#5

「すみません」のほか、知らず知らずのうちに自己否定を強化し、

自分のエネルギーを減らしていく「魔の言葉」があります。

前にも触れました「はい、でも・・・・・・」や「どうしてできないの?」や

「もうダメ」などの言葉です。

こんな言葉は言い換えてしまいましょう。

 

●「はい、でも・・・・・・」→「はい、ではこうしましょう」

自分はどうしたいのか、しっかり主張しましょう。

 

●「どうしてワタシは、できないのだろう」→「どうしたらワタシはできるだろう」

●「どうしてみんなは、できるのだろう」→「どうやってみんなはやっているのだろう」

解決策を探すために、プラス思考にスイッチを入れ替えてみましょう。

 

悪いストレスをいいストレスに変える技術#4

まずやってみることは、すぐに「すみません」と言うのをやめて、

他の言葉に置き換えてみるのです。

例えば、

「なるほど」

「そうですね」

「〇〇というのは、どういうことでしょうか」

「つまり〜〜」

「結局のところ〜」など。

 

気をつけていても習慣になっていますから、つい、言ってしまうこともあるでしょう。

家族や同僚など周りの人に、

「ワタシがすみませんって言ったら指摘してね」とか、

「何回言ったか、覚えておいて」と協力してもらい、

自覚を促してもらってはいかがでしょうか?

自己否定の認知をしなくなると、エネルギーが溜まっていきます。

 

インプットを変える(1)まず、「魔の言葉」を封印する#2

自分の意見を言ったり、反論することは、エネルギーを使うことです。

それなら、すぐ謝ってしまうのが一番リスクもなく、

簡単でエネルギーを使わずに済むので、ラクな方法を取るのです。

「すみません」を使うことが習慣になっていると、

どんどん自分のエネルギーが減っていってしまいます。

しかも、このような「すみません」を持った人には、

ここから先はでないという安全地帯の中にいるわけですから、

ますますエネルギーを使うことはなく、

どんどんエネルギーの低い人になってしまいます。

子どもの頃は謝るだけで済んだかもしれませんが、

現実の社会ではそううまくいきません。

そんな自分を変えるにはどうすればいいのでしょうか?

インプットを変える(1)まず、「魔の言葉」を封印する#1

専業主婦のNさんは、よく「すみません」と言います。

予約の時間より待たせてしまい、

「ごめんなさい、お待たせして」とワタシが言えば、

「いいえ、お忙しいのにワタシが無理を言ってすみません」

と応えるのです。

「すみません」は謝罪の言葉ですが、Nさんの場合は、

別に悪いことをしていなくても、とりあえず、

「すみません」と言うクセがあるのです。

よく口にしてしまいがちな言葉ですが、

無意識の裏にあるのは自己否定の認知です。

実は「すみません」と口にするたびに、自己否定を強化しているのです。

子どもは親とのコミュニケーションの中で、

自己主張することを学びます。

それが親にああしなさい、こうしなさいと指示されて育つと、

自己主張するチャンスを逃してしまい、

やがて子どもは自分の意見を言うことが苦手になります。

親に怒られないように、「すみません」ととりあえず謝ってしまうのです。

脳のオン・オフの切り替えが上手い人との違い#4

?「イヤだなと感じたら、うまく発散させる」→アウトプットを変える

ストレスの発散方法が偏ると依存症になりかねません。

そうならないためには、発散させるパターンを増やして、

いつも同じアウトプットにならないよう工夫します。

前項では、気持ちのスイッチを切り替えるためのノウハウを、

インプットとアウトプットに分けてまとめました。

これができるようになると、同じもの、同じ状況でも、

違って見えたり、感じたりできるようになります。

つまり、ストレスに強いメンタルを育てることができます。

これが「メンタルメイク」です。

そしてさらにアウトプットを変えれば、

ストレス発散のみならず、アウトプットの中から何か建設的なモノ、

生産的なモノが生まれる可能性もあるわけです。

イヤなストレスから逆にいい結果が生まれる、

まるで「ひょうたんから駒」ではありませんか?

さあ、悪いストレスをいいストレスに変えて、あなたの運命を変えてみましょう。