いくつになっても脳細胞は増やせる#1

これまで脳細胞(ニューロン)は生まれた時のまま増えることはなく、

どんどん死ぬ一方である、というのが定説でした。

内臓や皮膚など、カラダの他の細胞は新しく生まれ変わっても、

脳細胞とは違うと考えられていたのです。

ところが、ここ数年のうち、さまざまな研究から脳細胞は

大人になってからも生まれていることがわかってきました。

1998年、成人の脳の海馬で新しい脳細胞(新生ニューロン)が

生まれていることを発見。

2002年には、サルの海馬の実験から、

大人になっても脳細胞が成長していることを証明しました。

「脳細胞が新しく生まれる」ということは、ストレス対策にとっても大きな意味があります。

脳の中には100億個以上のニューロンがあると言われており、

ニューロンから次のニューロンに神経伝達物質が伝わることで情報が伝わっています。

そして、神経伝達物質が伝わりにくくなると、

物忘れや気力の低下といったこととして感じるようになります。

誰でも脳の中に「幸せプログラム」を持っている#2

・ドーパミン=ワクワク・ドキドキ気分

・セロトニン=ほのぼの気分

・ノルアドレナリン=やる気満々気分

・GABA=リラックス気分

・β-エンドルフィン=ハッピー気分

 

物事をマイナスに捉えていると、この快感気分を得るチャンスが少なくなります。

反対にプラスに捉えたり、プラスに繋がるとすれば、どんどん快感気分が増えていきます。

たとえば、おいしい食事をして幸せいっぱい。

これだけでドーパミンが大量分泌します。

ミスを指摘されたとしても、早めに気がついてよかった、

今度は失敗しないぞ、と思えばノルアドレナリンがアップ。

これが、考え方、行動の習慣が変われば気分が変わることができるからくりなのです。

ストレスさえも快感を与えるスイッチに変えて、

もともと持っている「幸せプログラムを」をもっと起動させましょう。

次に、このプログラムを十分活用すると、あなた自身が着実に変化します。

いや、進化(バージョンアップ)するといっても過言ではありません。

それは最新の脳科学の研究で証明されているのです。

誰でも脳の中に「幸せプログラム」を持っている#1

ここまでストレスへのインプットとアウトプットを変えて

ストレスを上手に手なずけられる方法と、

ストレスに負けない心とカラダの作り方をご紹介してきました。

その基本になっているのは、ストレスを感じやすくなっている行動習慣を変えることで、

反応しにくくなるよう、いくらでも修正ができるということ。

いつでも修正ができるのは、脳の中に秘密があります。

ワタシ達は誰もがストレス何かなくなって、

もっと楽しく幸せになりたいという願いを持っていますが、大丈夫。

もともと脳の中には「幸せプログラム」がセットされていて、

それに従っていけば、必ず幸せになれるのです。

幸せプログラムを作動させるキー(カギ)は、

これまでたびたび登場した”脳内神経伝達物質”です。

これらはワタシ達に快感を起こさせる作用があり、新しいニューロンの再生を促して、

心だけでなく身体機能までパワーアップしてくれるのです。

2週間で「新しい自分」に生まれ変わる#2

最近になって、脳細胞も新しく生まれ変わることがわかりましたが、

その新しい脳細胞(新生ニューロンという)も、生まれるまでには早くて14日間かかり、

通常1カ月くらいで新生ニューロンとして機能するようになるそうです。

ちなみに、治療で抗うつ剤を服用してから、その効き目が表れるのは約2週間後です。

なぜかと言えば、薬の働きをキャッチする部分の受容体の感受性が

変わるのにも2週間の時間が必要だからです。

そう考えると、ワタシ達の細胞はだいたい2週間で変化すると言えます。

ここでは、日常生活の中でストレスに強い自分になれる

変身プログラムをいくつか紹介します。

それは今までの生活の中に簡単に取り入れられる「新しい習慣」のススメ。

どれも、あなたができそうなモノから始めるだけでOKですが、

とくかく2週間続けることを目標にしてみてください。

同様に、「メンタルメイク」「ボディメイク」「エネルギーメイク」の

方法も2週間続けましょう。

とにかく2週間続ければ、ストレスに負けやすい昔の自分は再生されて、

ストレスに強い新しい自分に生まれ変わることでしょう。

2週間で「新しい自分」に生まれ変わる#1

生体のリズムは、7の倍数で成り立っていると説明がつくことが多くあります。

たとえば、皮膚のターンオーバー。

その仕組みは、皮膚の外側に当たる表皮の基底層で新しい細胞が作られ、

それが角質層と言われる皮膚表面に向かって徐々に押し上げられていき、

最後は垢となって剥がれ落ちていきます。

こうして新しい細胞と古い細胞が入れ替わっているのですが、

基底層から角質層まで細胞が上がってくるまでに約14日間、

その細胞が剥がれ落ちるまでも約14日間、

トータル28日間で皮膚は再生されています。

どれも7の倍数です。

また、一般的に、月経周期も7日間で整理が終わり、

その約7日後に排卵、妊娠が成立しなければ、

おおよそ14日後には次の月経が始まります。

エネルギーメイク(9)「ため息」でのjの酸素不足を防ぐ#3

笑いでストレスが解消できるという研究は、ほかにも有意義な結果を得ています。

健康な人を10人熱め、5人には60分間、コメディーのビデオを見せて、

残りの5人には面白くもおかしくもないビデオを見せるという実験があったそうです。

ビデオを見る前と見ている時、見終わってからの血液を調べた結果、

コメディーを見て笑ったグループは、ストレスによって増える

アドレナリンやコルチゾールというホルモンの血中量が減っていました。

笑いはストレスの多い現代こそ、緊張を和らげてくれる行為なのです。

メジャーリーグのイチロー選手も笑いを活用しています。

シーズン最多安打257本を塗り替え、262本という記録を打ち立てるまでは

ロッカールームで盛んにチームメートとふざけたり、笑い話をしていたそうです。

これは間違いなく笑うことで緊張をほぐし、

プレッシャーを感じないように切り替えていたのだと思います。

84年振りの記録更新の裏では、

笑いがイチローの精神力を支えていたとも言えるでしょう。

エネルギーメイク(9)「ため息」でのjの酸素不足を防ぐ#2

ですから、忙しい時ほど、ため息をついて脳に酸素を送ってあげましょう。

もちろん、前述の呼吸運動でも同じ効果があります。

また、笑うのもオススメです。

笑った顔は、表情筋を収縮させることになって鼻から鶏込めれる酸素の量を増やします。

鼻から呼吸することになるわけですが、この時、

眉間の裏あたりにある海綿静脈洞という部分の血流に変化が起きて、

脳の温度が下がるとことが分かっています。

脳温度が高いのはストレス状態ですから、

笑うとイライラが吹き飛んでしまうのは、こんなメカニズムがあったのです。

ヨガや座禅などが鼻から呼吸するのは、こんな意味からきているのでしょうか。

そういえば、風邪や花粉症で鼻が詰まると、

集中力が落ちたりイライラしたりするのも、

鼻で呼吸ができないからかも知れませんね。

 

エネルギーメイク(9)「ため息」でのjの酸素不足を防ぐ#1

「この書類、今日中にまとめておいて!」

「わかりました。(今日も残業か・・・・・・)。ふぅ〜」

こんな時、つい出てしまう「ため息」も疲れと大いに関係があります。

緊張状態にあると交感神経が優位になって呼吸が浅くなりますが、

実は無意識のうちに息を止めていることもあります。

息を止めていると酸素を十分に取り込むことができなくなるので、

脳の酸素も不足しがちになります。

脳に酸素が十分に行き渡らないと、

いくら考えてもちっともアイディアが浮かばなかったり、

簡単な計算でも間違えることにもなります。

緊張状態が続くと、酸素不足から心とカラダをどんどん疲れさせていくのです。

ため息をつくと、この悪循環を断ち切ることができます。

ため息で呼吸することが、脳に酸素を送ることになるのです。

エネルギーメイク(8)愚痴を話せる友人が2人以上いますか

オシャベリはストレス解消の基本。

話すことで自分の不平や不満、不安を言葉で表現して、

相手に話すことで「わかってもらえた」という満足感を得ます。

この満足感がモヤモヤした気分をスッキリさせてくれるのです。

愚痴を聞いてもらう時は、その内容によって話す友人を変えるようにしましょう。

いつも、どんな話でも、ひとりの人にだけ話していると、その人にしか話せない、

その人がけが頼りという状況になって、関係依存に陥ることもあります。

そうならないために、仕事の話はAさん、

恋の悩みはBさんと、友人を分類しておきます。

愚痴は誰かに話したら、それでおしまいにします。

一気にしゃべってスッキリするのが目的ですから、

家に帰ってから思い返したり、決して引きずらないことです。

友人に愚痴を聞いてもらう時は、最初から「ねえねえ、愚痴を聞いて」という

前ふりをしておいた方がいいでしょう。

相手に真剣に聴かせて、

「なんだ、ただの愚痴かあ」なんて思われるのもイヤですから、

愚痴とわかって聞いてもらった方がどちらも気楽です。

ただし、自分の話ばかりに夢中にならないで、友達の話も聞いてあげるのも忘れずに。

いつもあなたばかりがしゃべっていたら、友人にイヤがられてしまいます。

 

エネルギーメイク(7)怒りはカラダとペンを使って吐き出す#3

しかし、自分の考えていることを文章として書くと、それはちゃんと残ります。

後で読み返してみると、支離滅裂な文章や、いつも同じことばかりに文句を

つけていることに気がつくこともあるはずです。

ストレスが溜まって前向きに考えられない時というのは、

モノの見方が習慣的になり、柔軟な考え方ができなくなるモノ。

そんな状況が、依存症などストレス病に陥る隙を与えてしまいます。

気持ちを吐きだして書き留めておけば、

冷静な時に読み返して自分を客観視する材料にできますから、

そうやって書いていることが自分のことを見つめ返す時間となるのです。

愚痴日記をつけていると、たまにはもう少し楽しいことを書いてみようかなとか、

だんだん考えが広がっていきます。

同じことばかりを書いていると、

ワタシって、ちっとも進歩しないのね、などと思うことも。

そうなったらしめたモノ。

ひとりで過ごす時間を楽しんでいるので、前向きな考えを思いつくのです。